SUMBA PAGE3


 長い道のりの後、ようやく到着した街WAIKABUBAKは思ったよりにぎやかで、交差点に信号こそ無いが、国際電話もできる。宿泊したチャイニーズ経営のホテルにはやけに格式ばった超スローリズムのホテルマンがいて、なぜか安心してしまう。外国人観光客はそこそこはこの街にも訪れているようだ。ジミーの友人だというこの町のツーリストガイドが紹介された。ポイントまでの道順に詳しいらしい。明日一番で "God's left"のあるMarosi に向かうため明日の昼食の手配をする。インドネシアの持ち帰り弁当と言えば、もちろんナシチャンプル。バリと同じように特別辛い。

God's leftの見える丘の上に住むファミリー、サーファーだったら理想的。笑顔がナチュラル。


God's left。インサイドはチューブになる。右側はビーチブレイク。綺麗な砂浜が延々と続く。


 WAIKABUBAKからまたしばらく山道を走ると、遠くに海が見えた。朝靄の中、視界に人造物が何もないまったく自然だけの景色は壮観だ。車はもちろん人も見かけられない。しかし、絵画を鑑賞していてばかりはいられない。それからが、大変だった。国道から海岸までの道がないのだ。それでも四輪駆動の車のおかげで、かなり道無きブッシュの中をかき分けて行けたのはラッキーだった。車を降りてから、昔のウルワツへの道ぐらいは楽に歩かなければならなかった。しかし、苦労したら報われるもの、待っていたのは、パーフェクトの "God's left"。競争も無く、波の取り合いもない極上の波でのサーフィンほど贅沢なものはない。







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